訪問マッサージなごみ治療院は東京・神奈川を中心に訪問します。訪問マッサージ(健康保険)と訪問リハビリ(介護保険)は併用できます。詳しくはこちら

訪問あん摩マッサージ指圧師・野口裕子先生に聞く

なごみ治療院で約15年にわたり訪問施術を続ける野口裕子先生に、仕事のやりがいから1日の流れ、これから仲間になる方へのメッセージまで伺いました。

訪問あん摩マッサージ指圧師として、仕事のいちばんのやりがいは何ですか。

「ありがとう」が原動力

いちばんは「待っていてくださる方がいる」ことです。個人宅や施設に伺うと、暑い日も寒い日も「いつもありがとう」と声をかけていただけます。ご家族からも感謝をいただく機会が多く、施術者としての手応えだけでなく、人の生活に寄り添えている実感があります。店舗型の施術とは違う距離感で、日々の小さな変化を共有できるのが訪問ならではの喜びです。強い刺激で“効かせる”ことが目的ではなく、安全に、生活を支える身体へと整える——その視点が自分にはしっくりきています。
野口先生インタビュー施術の様子

野口先生が「なごみ治療院で働こう」と決めたきっかけ・決め手は何でしたか。

直行直帰で時間を有効活用

14年前、業界誌の求人広告がきっかけでした。訪問という働き方に興味があり、話を聞きに伺うと、施術に集中できる環境と直行直帰の体制が自分に合うと感じ、入職を決めました(2011年から在籍)。

残業ゼロで家庭・趣味も両立

会議や雑務が少なく、残業がほぼない点も決め手でした。学びや趣味、家族との時間を確保しやすく、長く続けるうえで大切な要素だと感じています。

野口先生インタビュー写真

印象に残っている利用者さまとのエピソードを教えてください。

野口先生インタビュー施術の様子
10年前は戦争を経験された男性の患者さまも多く、私の世代が聞いたことのない貴重なお話を伺いました。女性の患者さまからは、ものの少ない時代の家事の工夫や野菜の扱い方など、丁寧な暮らしの知恵を教わることも。施術は身体に、会話は心に働きかけます。普段の生活では出会えない人生の物語に触れられることも、訪問の大きな魅力です。

今後のビジョン、展望、目標などをお聞かせください。

高齢者の気持ちは高齢者の言葉から学べます。制度が大きく変わらない限りは、これまでどおりコツコツと継続し、体力づくりも合わせて長く現場に立ちたい。いつか、自分の経験を本にまとめられるくらい積み重ねるのが目標です。

1日のスケジュール例(訪問件数、準備〜記録の流れなど)

施設7割×在宅3割の1日5〜7件

平日は5〜7件(目標は8件)、土曜は4件が目安。開始は9:00〜9:30頃、終了は18:00前後です。現在は施設7割(高齢者施設・有料老人ホーム等)、在宅3割ほど。完全寝たきりの方には内出血に配慮しながらやさしく擦る・ほぐす施術を中心に、コミュニケーションが取れる方にはつらい部位を伺い全身の血流改善を図ります。強圧の指圧やスポーツ向けの手技とは目的も方法も異なり、「安全第一」で力加減を見極めます。
関節可動域を保つ運動療法も実施し、入浴介助や更衣がしやすくなるよう支援。準備は手拭い等を携行(ご家庭で難しければこちらで用意)。記録は訪問の合間に報告書を作成し、基本は直行直帰。事務所に戻る必要がほぼないため、時間を有効に使えます。日曜は完全休み、土曜午後も原則オフ。年末年始はしっかり休息を取り、心身を整えています。

これから入社される方へのメッセージと、期待する人物像をお願いします。

訪問マッサージ未経験歓迎、国家資格があれば大丈夫

訪問は“早いより、ていねい”。高齢者は動作のスピードも筋力も若い方とは違います。その前提を理解し、焦らず見守る姿勢で関われば、たいていの方は心を開いてくださいます。国家資格としての基礎があれば、訪問が初めてでも大丈夫。経験は現場で積めます。直行直帰で残業が少なく、家族や趣味の時間も大切にできます。思いやりと観察力、そして学び続ける意欲のある方に、ぜひ仲間になってほしいです。

野口先生インタビュー